商品先物取引ってなに?

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モノに投資する それが商品先物取引

商品先物取引は株式やFX取引と同じく投資の一手法です。株は企業に、FXは為替に投資するように、商品先物は金(ゴールド)や原油、トウモロコシなど私たちの生活に欠かせないモノ(コモディティ)に投資をします。ではその特徴は? それをこれから説明していきましょう。

商品への投資にはさまざまなスタイルがあります。最もポピュラーな金投資を例に考えてみます。

金投資と聞いて多くの人がはじめに思い浮かべるのは金貨、ゴールドバー(金の地金)の購入でしょう。

貴金属店や宝飾店で実物を購入し、値上がりするまでじっと金庫に保管しておくのはとてもわかりやすい資産運用方法です。これを現物取引といいます。

純金積み立てという方法もあります。

毎月一定額を買い貯めていく方法で、3000円や5000円、1万円といった比較的少額でも金投資ができることから人気を博しています。金価格が高い時は少なく、安い時は多く買えるのが特徴で、結果として相場変動のリスクを軽減できるメリットがあります。

金のETF(上場投資信託)などの投資商品も生まれています。金ETFは、金価格に連動した投資信託を取引所に上場したもので、比較的小口の投資が可能なことで投資家の注目を集めています。ETFは、金のみならず原油、農産物などあらゆるコモディティを対象としたものが存在します。また最近では、金や原油などを対象とするETN(上場投資証券)も販売されており、ETFとETNはコモディティの価格そのものに大きな影響を及ぼすまで取り扱い規模を拡大させています。

少ないお金で大きな取引 それが商品先物取引のメリット

さて、いよいよ商品先物取引の出番です。

金先物取引も有効な金投資の手段です。後に詳しく説明しますが、商品先物取引は比較的少額の投下資金で大きなリターンを期待できる特徴があります。例えば金地金1キロの購入には500万円近い資金が必要です(2015年7月現在)。金先物取引なら、その30分の1~40分の1程度の資金で同じ1キロ分の取引ができるのです。この資金効率の良さは「レバレッジ(テコ)」という言葉で表現されます。商品先物取引のレバレッジが高いのは、FX取引同様に証拠金取引であるためです。

さらに2015年5月「東京ゴールドスポット100」という期限のない金を対象とした証拠金取引が誕生しました。資金効率はこれまでの商品先物と同様ですが、取引の期限がなくなったことでいつでも好きな時に売買できるのが特長です。よりFXに近い感覚で取引できる商品です。

例えば金に投資する場合、どんな投資商品がある?

制作協力:ダイヤモンド社

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