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今週のマーケット展望「今より悪い状況は想定しにくい」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(高井ひろえ)

    こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「マネックス証券の気になるレポート」です。昨日は、女子ゴルフのメジャー最終戦「AIG全英女子オープン」で、渋野日向子選手が初出場で優勝しましたね。日本勢のメジャー制覇は42年ぶりの2人目であるそうです。彼女の今後が注目されますね!さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月5日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

まず広木さんは、直近の経済動向について、『トランプ大統領による対中関税「第4弾」の表明を受け、米中貿易戦争の激化と世界景気減速に対する懸念が一気に強まり、株価は急落、為替は円など安全通貨が買われる展開となっている』と伝えており、これを受けて今週について『米中貿易問題が相場の重石になると考えるのが常識的な発想かもしれないが、あえて反発シナリオを提示したい』と指摘しています。

週間ベースで見た先週のダウ平均については『下げ幅は今年2番目の大きさ。S&P500は相場急落に見舞われた昨年12月以来の大幅安。このような株安が一段と進行することはトランプ大統領も望んではいないだろう』と分析し、よって『これ以上株式市場の悪材料となる事態をトランプ大統領が引き起こすとは考えにくい』と考察しています。

続けて、『対中関税「第4弾」の表明というカードをここで切った以上、これより悪い材料はもう当面出てこない。「第5弾」はもうないし、10%の税率を25%にするのが考えられる中で最悪シナリオだが、ただでさえ「第4弾」はアップルをはじめ米国企業と米国消費者に対する影響が大きいため、大統領選を来年に控えたトランプ氏がそれを強行するとは思えない』と分析。『撤回こそあっても税率を引き上げで適用することはないだろう。そう考えれば、現在の状況が最悪シナリオを織り込んだもので、これ以上のダウンサイドは考えにくい』との見解を示しています。

為替については、『行き過ぎの感があるが、日経平均は422円安と急落した7月18日終値を割り込んでいない。その安値は翌19日に420円高と即座に相場自身が「否定」した経緯があり、事実上の底とみていいだろう』と示唆しています。すなわち『2万1000円が底値』としており、『一目均衡表の雲の下限で先週末はなんとか踏みとどまった。ここで切り返せれば短期的なWボトムだが…』と考察しています。

加えて、『先週末シカゴの日経平均先物は2万1000円を割っているので東京時間でも取引時間中に、あるいは終値でも1日か2日くらいは2万1000円割れがあるかもしれないが、あくまでも一時的と思われる』と述べており、その理由について『日経平均のPBRは1.05倍であり、概ね底値に達しているからだ』としています。

また、『米国の10年半ぶり利下げにばかり気を取られていたマーケットは、対中関税「第4弾」の表明で虚をつかれた。「ショック安」の様相だが、それゆえ時間が解決するところもある。週末を挟んで落ち着きを取り戻せば、下げすぎた反動で戻りを試す場面もあるだろう』とも伝えています。

そして、今週は『決算発表後半戦のヤマ場を迎える』として、『日経新聞「スクランブル」も書いた通り、先週金曜日のような大幅安の相場でも景気敏感株の一角で逆行高を演じる銘柄が散見された。日本株の地合いはそれほど弱気一辺倒に傾いているわけでもない。今週、一段安する場面があれば押し目買いの好機と捉えたい』と示唆しています。

最後に、今週の予想レンジについて『2万750円~2万1600円』とまとめています。

参考にしてみてくださいね。

高井ひろえの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ


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提供:フィスコ

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