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マーケット情報

◎〔米株式〕NYダウ、ナスダックとも反落(14日午前)

     【ニューヨーク時事】14日午前のニューヨーク株式相場は、米税制改革をめぐる議会審議が難航する可能性が高いとの見方が広がる中、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比124.00ドル安の2万3315.70ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同34.00ポイント安の6723.60。
 米上院財政委員会は13日、トランプ政権が公約に据えた税制改革の法案審議に着手した。連邦法人税(現行35%)の20%への引き下げをめぐっては、導入時期が下院案と上院案で異なっており、下院案が2018年、上院案が19年。トランプ政権は、12月下旬までの成立を目指しているが、議会通過に必要な両院の法案一本化に向けた調整は難航を極めるとみられている。このため、税制改革の年内実現に懐疑的な見方が広がっていることから、投資家のリスク選好意欲が減退している。
 また、14日に中国国家統計局が発表した経済指標が低調な内容だったことも圧迫材料。10月の鉱工業生産の伸び率は前月から鈍化し、小売売上高や都市部固定資産投資の伸びも市場予想を下回った。
 一方、米労働省が発表した10月の卸売物価指数(PPI)は全体が前月比0.4%上昇、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も0.4%上昇と、ともに市場予想を上回ったが、市場の反応は限定的だった。
 個別銘柄では、レストランチェーン運営のバッファロー・ワイルド・ウィングスが24.9%高と急伸。米メディアによると、投資ファンドのロアーク・キャピタル・グループがバッファロー・ワイルド・ウィングスに23億ドル超の買収案を提示したことが好感されているもよう。一方、ホーム・デポはハリケーン被害に伴う復興需要で2017年8〜10月期決算の純利益と売上高が市場予想を上回ったものの、0.3%安にとどまっている。TJXカンパニーズは低調な8〜10月期決算を受けて3.4%安。(了)
[時事通信社]

    

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