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マーケット情報

◎〔外為・今日の材料〕ドル、113円台前半=決め手欠き、もみ合い(9日)

     9日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、決め手となる材料を欠き、1ドル=113円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれる。予想レンジは112円80銭〜113円40銭。
 5日の欧州時間のドル円は、欧州主要国株の堅調を映して買いが先行し、113円30銭近辺まで上伸。米国時間の序盤は、米雇用統計の就業者数の伸びが市場予想を下回ったことから売りが強まり、113円付近まで下落。その後は平均時給の小幅上昇が材料視され、113円30銭近くまで再び買い戻された。中盤以降は、週末による利益確定や持ち高調整の売りが優勢となり、113円へ水準を切り下げた。日本が祝日の8日のアジア時間は、持ち高調整の買いでじり高となり、113円40銭に接近した。欧州時間から米国時間の序盤にかけては米長期金利の低下に圧迫されたほか、クロス円の下落が波及し、112円80銭台へ軟化。終盤に向けては下げ渋り、113円前後でもみ合った。連休明けの東京早朝はやや買われ、113円10銭台で取引されている。
 12月の米雇用統計は、非農業部門就業者数は前月比14万8000人増と市場予想(ロイター通信調査)の19万人増を下回った。失業率は4.1%と前月と同水準。平均時給は前年同月比2.5%増とやや改善。強弱まちまちの内容で、ドル円への影響は限定的だった。
 ドル円は手掛かり材料を欠き、方向感の乏しい展開が続いている。市場関係者は「ドル円独自の材料がなく、目先もレンジ相場が続く」(国内銀行)との見方を示している。
 きょうの東京時間は、重要な経済指標の発表やイベントは予定されていない。欧米時間は、11月のユーロ圏失業率、API米週間原油在庫が発表される。(了)
[時事通信社]

    

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