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マーケット情報

◎〔外為・今日の材料〕ドル、111円台前半=ユーロ高でやや上値重い(15日)

     15日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前週末の海外市場で伸び悩んだ流れを受け継ぎ、1ドル=111円台前半でやや上値の重い展開が見込まれる。ユーロ高が強まったことが圧迫要因。ただ、「米株高・金利上昇が支援要因」(FX業者)で、ドル円の下値は限られる見通し。予想レンジは110円80〜111円45銭。
 前週末の海外市場では、欧州時間は111円台前半で売られがちとなり、111円前後に下げた。米国時間には、昨年12月の米消費者物価指数のコアが前月比0.3%上昇と市場予想より強めとなったことで買いが強まり、一時111円70銭前後に続伸した。その後は売り戻され、終盤はユーロ買い・ドル売りの影響で111円近くの安値水準で推移した。週明け東京時間の早朝は111円10銭前後で取引されている。
 米経済指標では昨年12月の小売売上高が発表され、前月比0.4%増と市場予想と一致した。強めの物価指標と予想通りの小売売上高で「米経済は良好な状態にある」(先のFX業者)と受け止められた。もっとも、ドイツでメルケル首相率いる保守系のキリスト教民主・社会同盟と国政第2党の中道左派・社会民主党が大連立政権の継続に向けて協議に入る方針で合意。これによりユーロ高が進展し、結果的にドル円を圧迫した。
 ドル円は前週末の米国時間に反落した影響から「なお上値の重さが意識される」(大手邦銀)という。ただ、「米国市場が株高・金利上昇となったことが支援材料となっており、ドル円は売りが出ても下げ余地は限られる」(同)と見込まれる。なお、本日は米国市場が休みとなり、「値幅は限られる」(同)と予想される。
 指標・イベントとしては、東京時間は日銀支店長会議、黒田日銀総裁の支店長会議でのあいさつが予定される。欧米時間は11月のユーロ圏対外貿易収支が発表される。(了)
[時事通信社]

    

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