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マーケット情報

◎〔NY外為〕円、106円近辺(7日)

     【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク外国為替市場では、米国の保護貿易主義が一段と強まるとの懸念から円買いが先行した後、良好な米雇用指標などを受けてドルが買い戻され、円相場は1ドル=106円近辺となった。午後5時現在は106円05〜15銭と、前日同時刻(106円06〜16銭)比01銭の円高・ドル安。
 トランプ米政権の経済政策を指揮してきたコーンNEC委員長が前日夕、辞任を表明した。国際協調派の同氏の辞任を受けて、トランプ氏が実際に鉄鋼・アルミニウム輸入制限措置に踏み切りやすくなったとの見方が台頭。米国の保護主義が強まり、世界的な貿易戦争を招くとの懸念が広がったことから、安全資産とされる円買いが活発化、海外市場で円は一時105円40銭台まで上伸していた。
 ニューヨーク市場に入ってからは、朝方発表された米雇用指標が良好な内容だったため、徐々にドルが買い戻される展開となった。米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の全米雇用報告は、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)が前月比23万5000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の19万5000人増を上回った。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が午後に入り発表した12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、1〜2月の米景気は「控え目から緩やかな拡大」が続き、全国的に景気の足取りがしっかりしている状況が改めてうかがえる内容だったことも、ドル買いを後押しした。また、朝方は低下していた米長期金利が徐々に低下幅を圧縮したこともドル買いの動きを支援した。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.2406〜2416ドル(前日午後5時は1.2400〜2410ドル)、対円では同131円61〜71銭(同131円65〜75銭)。(了)
[時事通信社]

    

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