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マーケット情報

◎〔東京外為〕ドル、106円台前半=米保護主義警戒で下落(15日午前9時)

     15日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、保護主義に傾斜するトランプ米政権への警戒感から売りが強まり、1ドル=106円台前半に下落している。午前9時現在、1ドル=106円17〜17銭と前日(午後5時、106円59〜60銭)比42銭のドル安・円高。
 前日の欧州時間のドル円は、調整の売りに押され、106円40銭前後に緩んだ。米国時間の序盤は、弱い米小売売上高を受けて106円30銭近辺に軟化。中盤に向けては、米中貿易摩擦を懸念した米株安などに圧迫され、106円近くへ一段安となった。終盤は米金利の持ち直しで下げ渋り、106円30銭前後でもみ合った。東京早朝は売りが先行し、106円10銭台に下落している。
 前日は米一部メディアが、ホワイトハウス報道官の話として、トランプ政権が中国に対して1000億ドルの貿易赤字削減へ圧力をかけていると報じた。米中貿易戦争勃発への警戒感から米株は続落、長期金利は2週間ぶりの低水準となった。ドル円にとっても悪材料が多く、「下方向への動きが意識される」(国内銀行)という。東京市場のドル円は、五・十日による実需の買いに支えられるとみられるが、「仲値公示後は106円台前半で安値もみ合いになる」(同)と予想される。
 ユーロは対円、対ドルともに軟調。ドラギECB総裁が講演で「金融政策は依然、忍耐強い継続や慎重さが必要」などと述べたことから、調整売りが強まった。午前9時現在、1ユーロ=131円37〜38銭(前日午後5時、132円04〜05銭)、対ドルでは1.2374〜2375ドル(同1.2388〜2389ドル)。(了)
[時事通信社]

    

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