TOP>マーケットニュース

マーケット情報

◎〔米欧石油市況・詳報〕反落=ロシア増産とサウジ値下げ見通し響く(2日)

     【ニューヨーク・ロイターES=時事】連休明け2日の米欧石油相場は反落。ロシアの増産や、サウジアラビアがアジア向け価格を引き下げるとの観測、米中貿易摩擦の深刻化に圧迫された。
 英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、1.70ドル(2.5%)安の1バレル=67.64ドルと、3月21日以来の安値。米国産標準油種WTIは1.93ドル(3%)安の63.01ドルと、3月20日以来の安値で終了した。
 トレーダー筋がロイター通信に語ったところによると、サウジアラビアはアジア市場で指標となるドバイ原油の相場軟調を反映して、5月のアジア向け価格を引き下げる見込み。米州みずほでエネルギー先物を担当しているボブ・ヨーガー氏は「減産維持を志向している時にするような措置ではない」と指摘した。
 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国による減産措置は、過去1年間で原油価格を押し上げた。ただ、協調減産合意をよそに、3月のロシアの産油量は日量1097万バレルと、2月の1095万バレルから増加した。
 中国政府は、米国の鉄鋼・アルミニウム輸入制限への報復措置として、128品目を対象に最高25%の関税を上乗せした。中国の国泰君安証券の関係者は「米中間の貿易摩擦の高まりは国際市場を揺るがし、原油市場における強気の地合いを弱める可能性が高い」と分析した。
 こうした中、米国とイランの間の緊張は相場をある程度下支えしている。トランプ政権は欧米など主要国とイランによる2015年の核合意から離脱する可能性を示唆し、合意に署名した欧州諸国に追加合意を5月12日までにまとめるよう要求している。(了)
[時事通信社]

    

みんなのコモディティ 」ガイド │ の相場価格や関連ニュース、 チャートで世界を見る

  • 金や銀、白金をはじめ東京商品取引所での取扱13銘柄のチャートが見れるのはここ!
  • コメやとうもろこし、大豆をはじめ、東京商品取引所・大阪堂島商品取引所での取扱6銘柄のチャートが見れるのはここ!
  • 金や原油のマーケット展望やテクニカル分析など投資セミナーの最新情報はここでチェック
  • コモディティニュースやアナリストコメントまで最新のマーケットニュースはここ!