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○〔NY外為〕円、106円台後半(4日)

     【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク外国為替市場では、米中の貿易摩擦激化への懸念から円買い・ドル売りが先行した。しかし、その後は交渉で「貿易戦争」は回避できるとの見方が広がったことから流れが反転し、円相場は1ドル=106円台後半に軟化した。午後5時現在は106円73〜83銭と、前日同時刻(106円55〜65銭)比18銭の円安・ドル高。
 中国政府は4日、米国から輸入する大豆や自動車、航空機など合計106品目に25%の関税を上乗せする方針を発表。トランプ政権による貿易制裁への報復措置で、世界貿易機関(WTO)にも同日提訴した。これを受けて、米中の貿易摩擦が激化すれば世界経済に悪影響が及ぶとの懸念が広がり、安全資産としての円買いが先行した。
 しかし、複数の米政府高官による発言を手掛かりに円買い・ドル売りの流れが反転。ロス商務長官は4日午前、CNBCのインタビューで、激しさを増す米中貿易摩擦について「結果的に何らかの交渉という形で収束したとしても驚くべきことではない」と語り、話し合いで貿易戦争を回避できる可能性を示唆した。さらにロイター通信によると、ホワイトハウス当局者は同日、トランプ政権が現時点では新たな対中措置の発動を計画していないと発言。このため、米中貿易摩擦がエスカレートするとの過度の不安が後退。朝方に急落した米株価がプラス圏に浮上し、米長期金利が小幅上昇に転じたこともドルの買い戻しを後押しした。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.2274〜2284ドル(前日午後5時は1.2263〜2273ドル)、対円では同131円08〜18銭(同130円81〜91銭)。(了)
[時事通信社]

    

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