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◎〔NY金市況・詳報〕金現物、横ばい=イタリア政局不安の後退で(31日)

     【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】31日の金現物相場は、ドルの上昇が失速したにもかかわらず横ばいだった。イタリア政局の緊張が和らいだことを受けて、資金の安全な逃避先を求めての金買いが減少した。伊政局の動きはまた、ユーロを押し上げた。エバーバンクの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は「イタリアの(緊張)状況は弱まりつつある。資金の逃避先を求めての金買いがあまり見られない」と指摘した。イタリアでは、既存の体制側ではない二つの政党が連立政権樹立と、解散総選挙の回避に向けて再び動いた。総選挙は同国のユーロ圏残留の是非を問う事実上の国民投票になると投資家が懸念している。
 金現物は米東部時間午後2時07分(1807GMT)時点で横ばいの1オンス=1300.66ドル。5月を通じては1%近い下げで、月間ベースで2カ月連続の下落に向かっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりもおおむね横ばいで、清算値は1.40ドル(0.1%)安の1300.10ドル。
 ドルが前日に続き対ユーロで下落したことが序盤で金を押し上げた。
 トレーダーによると、通商をめぐる緊張の高まりも金相場を支えた。
 トランプ米政権は31日、3月下旬に発動した鉄鋼・アルミニウムの輸入制限で、欧州連合(EU)、カナダ、メキシコに対する適用除外を撤回し、追加関税を6月1日から導入すると発表した。EUは先に、貿易戦争を望んではいないものの、米国が関税を導入すれば報復措置を講じるだろうと警告していた。TDセキュリティーズのコモディティ(商品)戦略責任者のバート・メレック氏は追加関税が「間違いなくリスク選好意欲を低下させる。金はその恩恵を受けるだろう」と述べた。(了)
[時事通信社]

    

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