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◎〔週間外為見通し〕ドル円、上値重い=三菱UFJモルスタ証券・植野氏

     植野大作・三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフ為替ストラテジスト=来週のドル円相場は、下値が堅い一方、上値も重いと予想する。日米の金融政策の違いによるドル高・円安方向の動きと、米国の保護貿易主義などの「政治リスク」によるドルの下押し圧力のせめぎあいになるだろう。
 ドル円はファンダメンタルズとしては、ドル高・円安基調だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の正常化が軌道に乗る一方で、日銀は大規模緩和を維持しており、両者の金融政策の方向性が異なるからだ。
 一方で、いくつかの政治リスクがドル円の重しとなりそうだ。市場は6月12日の米朝首脳会談の開催の有無や結果を注視。米中貿易戦争に加え、6月1日にトランプ米政権が欧州連合(EU)、メキシコ、カナダからの輸入鉄鋼、アルミに追加関税を課したことで、米国とEUなどとの通商摩擦激化も懸念される。
 イタリアをめぐっては、早期選挙の可能性は低下したものの、市場には政権による放漫財政への懸念は強い。スペインの政治情勢も予断を許さない。
 ただ、翌週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、動きづらさもあり、様子見姿勢が強まる可能性もある。
 ユーロドルは上値が重いと見込む。南欧の政局不安に加え、ドイツ経済にもかげりがみられる中、欧州中央銀行(ECB)の金融政策正常化に懐疑的な見方も出ている。
 想定レンジは、ドル円が1ドル=107円50銭〜110円50銭。ユーロドルは1ユーロ=1.1450〜1.1800ドル。(了)
[時事通信社]

    

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