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◎〔NY外為〕円下落、109円台半ば(1日)

     【ニューヨーク時事】週末1日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米雇用統計などの発表を受けて円売り・ドル買いが加速し、円相場は1ドル=109円台半ばに下落した。午後5時現在は109円45〜55銭と、前日同時刻(108円76〜86銭)比69銭の円安・ドル高。
 米労働省が朝方に発表した5月の雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門の就業者数が前月比22万3000人増と、前月(15万9000人増=改定)から伸びが加速。市場予想(ロイター通信調べ)の18万8000人増も上回った。また、失業率も3.8%と、2000年4月以来の低水準となり、物価上昇の先行指数として注目される平均時給も前月比0.3%上昇の26.92ドルと、予想の0.2%上昇を上回ったことから、労働市場の堅調さが裏付けられた。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年計4回の利上げに動く公算が大きいとの観測が広がったことから、円売り・ドル買いが活発化した。
 また、米サプライ管理協会(ISM)が午前中に発表した5月の米製造業景況指数が前月から大きく上昇して市場予想を上回ったほか、4月の米建設支出が予想以上の伸びだったことも、ドル買いを後押しした。
 ただ、トランプ米政権は前日、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置の対象から一時的に除外していた欧州連合(EU)やカナダ、メキシコに対して追加関税の発動を決定。3カ国・地域が一斉に反発し、対抗措置として米国産品への関税を大幅に引き上げる意向を表明していることから、貿易摩擦が世界的に激化するのではないかとの懸念がくすぶっており、相対的に安全資産とされる円の下値も堅かった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1655〜1665ドル(前日午後5時は1.1687〜1697ドル)、対円では同127円68〜78銭(同127円25〜35銭)。(了)
[時事通信社]

    

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