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◎〔東京外為〕ドル、112円台前半=投機筋の買いで強含み(12日午後5時)

     12日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、水準が切り上がったことで短期筋による買いが入り、1ドル=112円台前半で強含んだ。午後5時現在、112円32〜32銭と前日(午後5時、111円00〜00銭)比1円32銭の大幅ドル高・円安。
 ドル円は、前日の海外時間では、「米中貿易摩擦が激化すると新興国や資源国への影響が懸念され、新興国通貨を売ってドルを買う動きが強まり、ドル円にも波及した」(シンクタンク)ことで急伸した。東京時間の早朝は、買い一服で110円90銭台で推移した。午前9時ごろ、日経平均株価が堅調となるとさらに買い進まれ、正午ごろに112円40銭近辺まで浮上。午後は112円20銭前後で伸び悩んだが、終盤にかけて再びドル買い地合いが続き、水準を切り上げた。
 ドル円は「投機筋によるドル買いに支えられじり高となった」(国内銀行)ほか、「米国の通商政策はドル売りの材料ではなくなったのではないか、という疑問が出てきている」(大手邦銀)との声も聞かれた。市場では「2015年高値(125円85銭近辺)から16年安値(99円00銭程度)までの下げ幅の半値戻しである112円43銭近辺を突破すれば、ドル円は今年の高値(113円30銭前後)を目指す動きになるだろう」(別の国内銀行)との見方をしている。その上で、「今夜発表される6月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想を上回る良好な結果となればドル買いに弾みが付く可能性がある」(同)として、注目している。
 ユーロは終盤にかけ対円で上昇、対ドルで小高い。午後5時現在、1ユーロ=131円26〜27銭(前日午後5時、130円26〜26銭)、対ドルでは1.1685〜1686ドル(同1.1734〜1734ドル)。(了)
[時事通信社]

    

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