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○〔米株式〕NYダウ、3日続落=トルコ経済の混乱懸念で(10日)☆差替

     【ニューヨーク時事】週末10日のニューヨーク株式相場は、トルコ経済の混乱への懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まり、3日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比196.09ドル安の2万5313.14ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は9営業日ぶりに下落し、同52.67ポイント安の7839.11で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億8854万株増の8億5209万株。
 トランプ米大統領は10日朝、ツイッターへの投稿で、トルコに対する鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置について追加関税を2倍に引き上げる方針を表明。米国人牧師の拘束問題で対米関係が急速に悪化する中、トルコ通貨リラの急落に拍車が掛かった。急激なインフレ進行などトルコ経済が一層混乱するとの懸念から、同国向け債権を抱える欧州の銀行株が売られるなど、世界的に投資家のリスク回避姿勢が強まった。
 米国市場では、安全資産とされる米国債への買いが進み、米長期金利は大幅に低下。融資業務の利ざや悪化への懸念から、シティグループなど米大手金融株が売られて米株価の下げを主導。ダウは一時290ドル近く下げた。
 市場ではトルコ経済の混乱が米国経済に与える直接的な影響は軽微との見方が支配的。ただ、「欧州銀行のトルコ向け債権が悪化し、欧州株の下落が止まらなくなれば、機関投資家は損失を穴埋めするため、米株式を売る可能性がある」(大手証券)との指摘が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)では、シティグループが2.4%安、バンク・オブ・アメリカが1.3%安、JPモルガン・チェースが1.0%安。インテルが2.6%安、マイクロン・テクノロジーが1.7%安。一方、阿里巴巴(アリババ)集団が1.6%高、ロクが1.3%高、テスラが0.9%高。(了)
[時事通信社]

    

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