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◎〔東京外為〕ドル、110円台後半=イベント控え、様子見ムード(12日午後5時)

     12日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、外部環境好転への期待を背景に上伸して始まった後、終盤にかけ米中の次官級通商協議の推移を見極めるムードが強まり、1ドル=110円台後半で伸び悩んだ。午後5時現在、110円61〜61銭で前週末(午後5時、109円74〜74銭)比87銭のドル高・円安。
 ドル円は早朝、110円30〜40銭台で推移した。午前9時以降、日経平均株価の上昇を眺めて110円50銭台に浮上。その後、日銀の国債買い入れ減額を受けて、110円30銭台に弱含む場面もみられたが、同水準では下げ止まった。正午にかけて110円40銭台を中心にもみ合いとなり、午後は日経平均の堅調や米長期金利の上昇に支援され、一時110円60銭台に強含んだ。終盤は「米中協議の動向を見守りたい」(国内銀行)との思惑から様子見姿勢が広がり、110円60銭前後で伸び悩んだ。
 米中首脳による電話会談が期限(3月1日)内に行われるとの一部報道や、米議会の与野党が国境の壁建設予算をめぐる交渉で基本合意したと伝わったことで、「リスク回避ムードが後退し、ドル買い・円売りが進んだ」(外為仲介業者)という。一方で、「110円50銭前後では高値警戒感が強まり、上値が重かった」(FX会社)との指摘もあった。
 米中通商交渉に関しては、13日までの次官級協議に加え、14、15日には閣僚級協議も予定されており、「進展期待が高まる中で、結果次第では再び110円を割る可能性もある」(前出の外為仲介業者)との声が聞かれている。
 ユーロは終盤、対円、対ドルで小幅高。午後5時現在、1ユーロ=124円83〜83銭(前週末午後5時、124円45〜45銭)、対ドルでは1.1284〜1285ドル(同1.1338〜1338ドル)。(了)
[時事通信社]

    

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