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◎〔米欧石油市況・詳報〕反落=OPEC需要見通しで値を消す(11日)

     【ニューヨーク・ロイター時事】11日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。大西洋地域で大型ハリケーンに発達する恐れがある熱帯低気圧を警戒し、メキシコ湾沖合で操業する米石油大手が生産規模をほぼ半分に縮小したことを受け、一時約1カ月ぶりの高値まで上昇した。ただ、石油輸出国機構(OPEC)が来年の需要鈍化を見込んだことが悪材料になり、値を消した。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、0.49ドル安の1バレル=66.52ドル。一時67.65ドルと、5月30日以来の高値を付けた。
 米国産標準油種WTI先物は、一時5月23日以来の高値である60.94ドルまで上げた後、0.23ドル安の60.20ドルで清算された。
 熱帯低気圧「バリー」が勢力を強めた影響で、メキシコ湾の産油量は日量100万バレル超(53%)減少した。バリーはメキシコ湾中北部を通過する見込みで、今週中にハリケーンに発達する可能性も出てきた。プライス・フューチャーズ・グループ(米シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「供給サイドに被害を及ぼすか、あるいは需要サイドにより大きな被害をもたらすか、不明な点は依然多い」とコメントした。
 一方、OPECは月報で2020年の原油需要見通しを初めて示し、前年比134万バレル減の日量2927万バレルと推計。これにより、OPEC主導の協調減産合意にもかかわらず、再び供給過剰になり、原油相場が圧迫されるとみられる。(了)
[時事通信社]

    

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