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◎〔週間外為見通し〕ドル円に下落余地=SBIリクイディティ・マーケットの竹内氏

     竹内友浩・SBIリクイディティ・マーケット金融市場調査部副部長=来週のドル円相場は大きな材料がない中、やや下落余地の方がありそうだ。FRB高官の発言や経済指標を受け、米金融政策を見据えながら、主に米金利に反応するとみられる。今週の安値を下抜けて、1ドル=107円50銭程度まで下がる可能性もある。
 今週は、6月の米雇用統計が市場予想を上回ったことで過度な利下げ期待がいったん後退したものの、パウエルFRB議長が議会証言で7月の利下げを強く示唆したことで、期待が再燃。米国の長期金利は下がり、ドル円は売られ、株価は上がる展開だった。
 来週は、大きな材料は見当たらないものの、FRB高官の発言機会がいくつかある。再来週にはFOMC前でそうした機会がなくなることもあり、7月の0.25%利下げがほぼ織り込まれた中、今後の金融政策を見定める手掛かりとして注目されそうだ。
 また、米経済指標は16日に6月の小売売上高、17日には6月の住宅着工件数と住宅建設許可件数が発表される。市場予想以上に改善がみられれば株価にも影響するし、利下げ期待もやや後退するかもしれない。いずれにせよ、金利、株価含めて動きを見極めたい。
 チャート的には今週、109円を何度か試したものの、突破できず、来週も上値になるだろう。下値は今週、107円80銭程度が底となったが、利下げ期待がある以上、下抜けてもよいとみており、次の節目は107円50銭となる。
 ユーロ圏では再来週にECB理事会があるが、まだ、特に金融政策への思惑をめぐる売買が盛り上がるほどの地合いではないだろう。やはり米金融政策が材料となるだろう。
 週間予想レンジは、1ドル=107円50銭〜109円00銭、ユーロドルは1ユーロ=1.1200〜1300ドル。(了)
[時事通信社]

    

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