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◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上伸=主要中銀の緩和期待も上値は限定的(11日)

     11日の金現物相場は、世界経済の成長リスクへの懸念が続く中、主要中央銀行による金融緩和期待を背景に上伸した。ただリスク資産に対する投資意欲が改善したことで上値は抑えられ、4週間ぶりの安値付近での値動きにとどまった。
 米東部時間午後1時39分(1739GMT)時点は0.6%高の1オンス=1494.90ドル。相場は前日に一時1483.90ドルと、8月13日以来の安値を付けた。
 TIAAバンクの世界市場担当の責任者、クリス・ギャフニー氏は「欧州中央銀行(ECB)が利下げか、一段の流動性供給を発表すれば貴金属相場を押し上げるはずだ。低金利と世界経済の減速が金相場が好調を持続するのに役立っている」と指摘。その上で「1500ドルに戻すには、緊張の激化や一段の金利低下が必要になる」と述べた。
 投資家の関心は、12日のECBの政策決定に集中しており、債権の利回りは緩やかな上昇基調を維持し、ニューヨーク株も上昇した。市場ではECBの利下げが幅広く予想されている。ECBの決定は、来週の連邦準備制度理事会(FRB)や日本銀行による政策決定を方向づける可能性が高い。
 投資家はこのほか、米中の貿易摩擦にも注目している。中国は10月の閣僚級貿易交渉を前に、米国からの輸入品に対する追加関税について、一部を免除対象とすると発表した。
 一方ロイター通信のテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏は、1497ドルの下値をいったん割り込んだことで、依然として1453ドルが視野にあるとの見方を示した。(ロイター時事)
[時事通信社]
    

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