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◎〔米欧石油市況・詳報〕続落=中国PMI悪化や米送油管の輸送減が響く(31日)

     【ニューヨーク・ロイター時事】10月31日の米欧石油市場の原油先物相場は続落。中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化や、米パイプラインの輸送減少によるオクラホマ州クッシングからの輸送の混乱が響いた。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、0.38ドル(0.6%)安の1バレル=60.23ドル。米国産標準油種WTI先物は0.88ドル(1.6%)安の54.18ドルだった。
 関係者3人によると、クッシングからテキサス州ネダーランドに伸びているTCエナジーの「マーケットリンク・パイプライン」は、輸送量を落として運転している。マーケットリンクは、カナダのアルバータ州から米中西部の製油所やクッシングの貯蔵ハブに原油を輸送している「キーストーン・パイプライン」に接続しているが、キーストーンはノースダコタ州で発生した原油流出を受けて29日に停止した。
 リポー・オイル・アンド・アソシエーツ(米ヒューストン)のアンドリュー・リポー社長は、キーストーンの停止はWTI受け渡し地点であるクッシングの供給量を落ち込ませるものの、WTI相場がマーケットリンクの輸送量減少に圧迫される余地は依然あると分析した。
 取引序盤には中国国家統計局の発表で、10月のPMIが6カ月連続で節目の50を下回ったことが明らかになった。非製造業PMIも2016年2月以来の低水準。
 米中「貿易戦争」は原油需要見通しの重しとなっている。米中両国首脳は11月、チリで開かれる予定だったアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて会談する見込みだった。しかし、チリの反政府デモ激化を受けて首脳会議が中止されたため、貿易戦争の解決に向けた取り組みは新たな障害に直面している。(了)
[時事通信社]
    

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