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◎〔米欧石油市況・詳報〕急反発=週間では下げる(1日)

     【ニューヨーク・ロイター時事】1日の米欧石油市場の原油先物相場は急反発し、約4%上昇した。米中貿易協議の進展の兆しに加え、両国の経済指標が予想より堅調だったことが好感された。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、2.07ドル(3.5%)高の1バレル=61.69ドル。米国産標準油種WTI先物は2.02ドル(3.7%)高の56.20ドルだった。
 週間では、ブレントは約0.4%安、WTIは約0.8%安となった。
 トランプ米政権の複数の関係者は、米中貿易協議が順調に進展していると述べ、今月中に「第1段階」の合意署名を目指す意向を表明した。また、中国国営新華社は、米中両国の主な貿易協議担当者による真摯(しんし)で建設的な電話会談で原則合意に達したと伝えた。
 アゲイン・キャピタル(米ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「相場は現時点の見なし合意に強く反応するだろう。『貿易戦争』の余波で最も大きな打撃を受けたアジアを中心に、世界経済の見通しをめざましく改善する」との見解を示した。
 この日の相場は、10月の米雇用統計と中国製造業購買担当者景気指数(PMI)にも支援された。中国PMIは2017年以来の高水準となり、同国経済への楽観が浮上。また、米国の非農業部門の就業者数の伸びは、市場予想ほど鈍化しなかった。
 ただ、ロイター通信が51人のエコノミストやアナリストを対象に行った調査によると、年内と来年の原油相場は引き続き圧迫される見込み。ブレントの1バレル当たり平均価格は2019年は64.16ドル、来年は62.38ドルと予想されている。(了)
[時事通信社]
    

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