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◎〔米欧石油市況・詳報〕続伸=需要見通しが改善(4日)

     【ヒューストン・ロイター時事】週明け4日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸。予想より堅調な伸びを示した米雇用統計に加え、米中両国が今月中に「第1段階」の貿易合意に達することへの期待から、原油需要の見通しが改善された。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、0.44ドル(0.7%)高の1バレル=62.13ドル。米国産標準油種WTI先物は、0.34ドル(0.6%)高の56.54ドルだった。
 この日は米中貿易協議の進展に関する楽観的な見方が要因で、米株価指数が史上最高値を付け、原油相場を押し上げた。中国当局者は、米中両国の首脳が、いつどこで貿易合意に署名するかとの質問に対し、習近平国家主席とトランプ米大統領は「さまざまな手段」を通じて継続的に連絡を取り合っていると述べた。アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「米中両国は貿易合意についてかなり好意的に語っている」との見方を示した。
 先週末には、米中貿易合意が今月中に署名される可能性に米政府当局者が言及した後、原油相場が2ドル上昇した。また、10月の米国の非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を上回り、8月と9月の就業者数の伸びも上方修正されたことから、原油需要の鈍化要因となる景気減速への警戒感が和らいだ。
 アナリスト筋によると、米連邦準備制度理事会(FRB)の先週の利下げや、このところの米ドル安も、原油相場を支援した。RJOフューチャーズの上級市場ストラテジスト、フィリップ・ストレイブル氏は「米中貿易合意の可能性の高まりとともに、金融緩和政策が原油相場を押し上げている。需要改善(の見込み)が相場をけん引している」と分析した。(了)
[時事通信社]
    

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