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◎〔外為・今日の材料〕ドル、108円台半ば=米中交渉への期待感で底堅い(5日)

     連休明け5日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、祝日の海外市場で反発した流れを受け継ぎ、1ドル=108円半ばで底堅い展開が見込まれる。米中貿易交渉が進展するとの期待感などが支援要因。ただ、「上値では売りも厚い」(FX業者)とされ、上げ余地は限られそうだ。予想レンジは108円35〜90銭。
 前週末の海外市場では、10月の米雇用統計が強めで、ドル円は東京時間に比べて小幅上昇し、108円10〜20銭前後となった。日本が休みの前日は欧米時間に米中貿易交渉の進展期待が広がり、ドル円は徐々に水準を切り上げ、米国時間の終盤は一時108円60銭台まで上伸した。東京時間の早朝は108円50銭付近で推移している。
 前週末の米経済指標は、雇用統計が強めだったのに対し、10月のISM製造業景況指数は弱めとなり、強弱が交錯しながらも結果的にはドル円は買いが勝った。米中の貿易交渉では、トランプ米大統領が1日、貿易協議の「第1段階」の合意文書の署名候補地にアイオワ州を検討していると発言。また、中国外務省報道官が4日、米中首脳が「さまざまな手段」で継続的に連絡を取り合っていると語り、交渉の進展期待を強めた。
 これを受けて、前日のダウ工業株30種平均は前週末終値比114.75ドル高の2万7462.11ドルと史上最高値を約3カ月半ぶりに更新して終了した。東京時間も「リスクオンの地合いが継続し、ドル円は底堅さを維持するだろう」(大手邦銀)とみられる。ただ、「109円が近いとなお利食い売りも厚い」(同)とされ、買いが優勢となっても上げ余地は限られると予想される。
 本日は、黒田日銀総裁と名古屋各界代表者との懇談会・会見、豪中銀金融政策発表、9月の米貿易収支、10月の米ISM非製造業景況指数などが予定される。(了)
[時事通信社]
    

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