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◎〔米欧石油市況・詳報〕続伸=週間も上昇(8日)

     【ニューヨーク・ロイター時事】8日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸。対中制裁関税の撤廃に合意していないとするトランプ米大統領の発言を受け、一時1%超下落した。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、0.22ドル高の1バレル=62.51ドル。米国産標準油種WTI先物は、0.09ドル高の57.24ドル。一時それぞれ60.66ドル、55.76ドルの安値を付けた。週間では、ブレントが1.3%高、WTIは1.9%高となった。
 トランプ氏はこの日記者団に対し、対中関税の撤回には現時点で合意していないものの、同氏の撤回決定を中国側が望んでいると発言した。米中両国の当局者は前日、「第1段階」の合意が達成された場合には、互いの輸入品に課している追加関税を撤回することで一致したと語っていた。
 石油輸出国機構(OPEC)のバーキンド事務局長が今週、2020年の石油市場見通しを楽観していると発言し、減産拡大を必ずしも重視しない姿勢を示したことは、原油相場を圧迫している。
 ドイツの金融大手コメルツバンクは、リポートで「米中両国が仮に(貿易で)部分合意に達したとしても、来年は供給過剰を回避できるほど需要が勢いづくことはなく、OPECの減産拡大はやはり必要になろう」と指摘した。(了)
[時事通信社]
    

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