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◎〔米欧石油市況・詳報〕反落=米中協議が重し(11日)

     【ニューヨーク・ロイター時事】週明け11日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。米中貿易協議にほとんど進展がない状況が相場の重しになった。ただ、米国産標準油種WTIの受け渡し地点クッシングの在庫減が相場を下支えた。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、0.33ドル安の1バレル=62.18ドル。一時は61.57ドルの安値を付けた。
 WTI先物は、0.38ドル安の56.86ドルだった。
 投資家らは、1年4カ月続いている米中「貿易戦争」の影響を警戒している。世界各地で成長が鈍化し、アナリストらが原油需要見通しを下方修正していることから、来年は供給過剰が不安視されている。
 トランプ米大統領は9日、中国との貿易協議が「非常に順調」だと指摘した半面、米国にとって適切な内容である場合のみ取引に応じると明言した。また、米国が「第1段階」の対中貿易合意の一環で、対中関税の撤回に前向きだとする報道は正確でないと語った。
 この日はクッシングの在庫が8日までの1週間に約120万バレル減少したとする米調査会社ジェンスケープの統計が材料視され、下げ幅が縮小した。プライス・フューチャーズ・グループ(米シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「週末に説得力のある材料はあまりなかったが、今週の供給減を示唆する確定数値データが突然出てきた」と語った。
 こうした中、投資家らは供給過剰を不安視している。サウジアラビアの石油業界動向に詳しい関係者がロイター通信に語ったところによると、10月のサウジ産油量は日量1030万バレルに増加したものの、市場への供給は石油輸出国機構(OPEC)の目標を下回る水準に抑制した。(了)
[時事通信社]
    

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