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◎〔外為・今日の材料〕ドル、109円前後でもみ合いか=香港情勢や株価を注視

     12日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、香港情勢や日本・アジアの株価動向をにらみながら、1ドル=109円前後でもみ合いとなりそうだ。予想レンジは108円80銭〜109円30銭。
 前日のニューヨーク株式市場は、航空機大手ボーイングの株価急騰をきっかけに中盤からプラス圏に浮上し、3日連続の最高値で取引を終えた。これを受けて、ドル円も109円台を回復し、一時は109円10銭を突破した。
 一方、米中貿易協議をめぐってトランプ米大統領が、中国との交渉は進展しているものの、米国が容認できる内容でなければ合意しない考えを示唆した。このため、米中協議の先行き不透明感は一掃されないとの見方が強まっており、ドルの上値は重かった。それらを引き継いだ東京市場は、朝方から109円前後で取引されている。
 香港で11日、警官がデモ隊に発砲したのを機にリスク回避の雰囲気が強まっており、「香港情勢が緊迫化すれば、ドル円は再び109円を割り込む」(外為仲介業者)との見方が広がる。同日は日本のほか中国や香港、東南アジアの株価が下落した。市場参加者は、それらの持ち直しにも関心を寄せ、「アジアの株価がしっかりすればドルは底堅い展開」(邦銀)と見込む。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言などを週半ばに控え、様子見気分が広がる可能性もある。
 本日は、主要経済統計や行事の予定はない。ドイツで11月のZEW景気期待指数が発表される程度だ。(了)
[時事通信社]
    

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