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◎〔NY金市況・詳報〕金現物、週間でも上昇へ=ウイルス懸念で買い増加(14日)

     14日の金現物相場は上昇し、一時は1週間超ぶりの高値を付けた。週間ベースでも上昇となる見込み。投資家は新型コロナウイルス流行の経済的影響に対するヘッジとして、安全資産とされる金に買いを入れた。
 金現物相場は米東部時間午後1時43分(1843GMT)時点で、0.5%高の1オンス=1583.18ドル。一時は2月3日以来の高値となる1583.76ドルを付けた。今週を通じては現時点で約0.8%高。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりの清算値は、0.5%高の1586.40ドル。
 RBCウェルスマネジメントのマネジングディレクター、ジョージ・ジェロ氏は「コロナウイルスのシナリオがまだ不透明である上、状況の強弱に関するニュースが株式市場を不安定にしており、投資家は安全資産の金に逃避せざるを得なくなっている」と説明。「ウイルスがなくなったとしても、金は1550〜1600ドルのレンジでの取引が予想されている。世界の主要中央銀行全般による利下げ、中東情勢の緊張や他の政治的リスクといった、ウイルス以外の不確実性がまだ存在するためだ」と語った。
 今週の世界の株式市場は不安定な展開だった。コロナウイルスの流行をめぐる、頻繁に変化する内容のニュースに投資家が左右され、ポジションを構築したり解消したりした。
 14日の米株式市場は小幅高で寄り付いた。コロナウイルスが経済に与える打撃への懸念が株価の上値を抑えた。この日発表された1月の米小売売上高がやや弱めの内容だったことを受けて米国債利回りが低下したことも金相場高を支援した。
 UBSのアナリストらは「貿易加重ベースでのドル安に加え、米国債利回りの低下を引き続き予想する」と述べ、これが金投資というリスクに対し好リターンをもたらすとの考えを示した。(ロイター時事)
[時事通信社]
    

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