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◎〔週間外為見通し〕ドル円、レンジ内での推移か=方向感は出づらい

     来週の外国為替市場は、新型コロナウイルスの感染拡大が収束する兆しが見えない中、ドル円ともに他通貨に対して安全資産として買われがちなため、両通貨間では方向感が出づらい展開が予想される。1ドル=106円00銭〜110円00銭程度のレンジ内で推移しそうだ。ただ、振れ幅は大きくなる可能性がある。
 今週の地合いは「これまでに比べ、だいぶ落ち着いてきた」(FX会社)。株や債券、その他の金融商品を手放し、手元資金として基軸通貨のドルを確保する動きが強まったことを受け、主要中央銀行がドル供給を拡充。ドル資金をめぐる流動性対策が奏功し、「ドル買いの巻き戻しがあった」(同)ことで、3月下旬に111円台後半まで上昇したドル円は106円台後半から108円台後半に収まった。
 来週も、新型コロナが経済へ及ぼす悪影響に対する警戒は根強く、相対的にリスクが低いとされる円の人気は続きそうだ。ただ、「ドルも安全資産とみられている」(シンクタンク)ことから、一方的に円高が進む展開にはならない見通しだ。
 一方、「金融機関でもかなり在宅勤務が広がっており、市場の流動性低下を招く大きな要因となっている」(同)といい、場合によっては変動は大きくなる可能性もある。
 また、国内で緊急事態宣言が出されたり、東京などのロックダウン(都市封鎖)がなされたりする展開にも注目が集まっている。国内経済停滞への懸念から「円は買えない」(FX会社)という見方があるのに対し、「世界中で同じ状況だから影響は少ない」(シンクタンク)とみる向きもあり、相場の反応は予想がつきにくい。
 来週は9日に米ミシガン大学消費者信頼感指数、10日に3月の米消費者物価指数が公表予定。とはいえ、「結局、コロナ次第なので、あまり材料視されないのではないか」(同)との声が聞かれた。(了)
[時事通信社]
    

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