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◎〔外為・今日の材料〕ドル、109円台軸か=新型コロナの不安心理が後退(7日)

     7日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、欧米の一部地域で新型コロナウイルスの感染拡大がピークを迎えつつあるとの観測が台頭して市場の不安心理が後退する中、1ドル=109円台前半から半ばを軸とした取引となりそうだ。予想レンジは108円70銭〜109円70銭。
 米ニューヨーク州やイタリア、スペインなどの感染者の推移が、まん延の勢いが鈍化しつつある兆候を示すと一部で解釈され、市場関係者の間でリスク選好の機運が高まった。産油国が米国の行動次第で協調減産に合意する見通しと報じられたことも追い風となって、米ダウ工業株30種平均が急反発し、米長期金利も上昇したのを眺め、前日の海外市場でドルはじり高気味に109円20銭台で終えた。
 東京時間は、海外の株高を受けて日経平均株価の堅調が見込まれることなどから、ドルの底堅い地合いが続く見通し。ただ、新型コロナの収束のめどは立っておらず、世界の経済・社会に及ぼす影響について慎重な見方も依然として根強い。前日の海外市場でも「ダウの大幅高に比べてドルの上値は重かった」(外為仲介業者)とされる。109円台後半ではドル売りが活発になるとみられるほか、新型コロナで先行きを悲観させる材料が出た場合には109円を割り込む展開も想定される。
 新型コロナの感染者増に対応して、日本政府は大型経済対策を今夕決定し、安倍晋三首相が東京など7都府県を対象に緊急事態宣言を発する予定だ。市場では「宣言は3月から取りざたされており、相当に織り込み済み」(FX業者)との声が出ている。
 海外では本日、オーストラリアの中央銀行による金融政策決定のほか、ドイツの2月鉱工業生産などが公表予定だ。(了)
[時事通信社]
    

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