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◎〔NY金市況・詳報〕1%超下落=新型コロナ感染減速期待の株高で(7日)

     7日の金現物相場は1%超下落し、一時付けた約1カ月ぶり高値から後退する展開となった。新型コロナウイルスの感染者の多い地域で、感染拡大が減速する兆候がみられたことが株価を押し上げ、金の安全資産としての魅力が幾分色あせたことが背景。
 金現物は米東部時間午後1時36分(1736GMT)時点で1%安の1オンス=1644.51ドル。一時は1671.40ドルまで上昇した。
 TDセキュリティーズのコモディティー(商品)戦略責任者、バート・メレック氏は「米国の幾つかの区域で(コロナウイルスの)数字がピークに達する中、株式市場で見られるのは(株価の)安定化という面がより大きい」と指摘。「このことが示すのは、(コロナの世界的流行は)終息はありうるかもしれないが、世界が穏やかでリスクに好都合ということは決してないという点だ」と強調した。また、今後も景気刺激策が講じられて金利が低下するとの見方が、引き続き金相場を支えると予想した。
 7日の世界の株式市場は2日連続で大幅上昇した。欧州と米国で新型コロナの感染拡大抑制に進展の兆しがみられたことを受けた。
 ユーロ圏財務相らは5000億ユーロ相当の財政支援策で合意する公算が大きい。安倍晋三首相は緊急事態宣言を発令し、経済への影響を和らげるために1兆ドル近い規模の刺激策を打ち出した。
 金相場は前日に3.2%上昇していた。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は0.6%安の1683.70ドル。それでも金現物より高い水準を維持した。金精製所の操業停止や物流面での制約により、米国への金塊の輸出に支障が生じうるとの市場の懸念が反映されたとみられる。(ロイター時事)
[時事通信社]
    

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