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◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上昇=米中緊張の高まりで買われる(22日)

     22日の金現物相場は上昇した。米中間の緊張の高まりで、新型コロナウイルスで強い打撃を受けている世界経済の回復に時間がかかるとの懸念が増したことが背景。
 金現物は米東部時間午後1時43分(1743GMT)時点で0.6%高の1オンス=1735.08ドル。前日は1.4%安。週間ベースで小幅安に向かっている。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は、0.8%高の1735.50ドル。
 BMOの卑金属・貴金属デリバティブ取引責任者、タイ・ウォン氏は「香港の国家安全に対する中国の積極関与姿勢は、(米国との)既に緊張した関係を悪化させうる。加えて、ベネズエラに向かうイランの貨物船が米軍艦と対峙(たいじ)する可能性が、長い週末に向けての主な懸念材料であり、投資家による買いを誘った」と語った。
 このところ米中間の摩擦が再び表面化している。新型コロナの発生源をめぐる対立がきっかけで、中国による香港への国家安全法導入案をトランプ米政権が強く批判し、対立がエスカレートした。
 英スタンダード・チャータードのアナリスト、スキ・クーパー氏は「過去の貿易摩擦の高まりは安全資産への資金流入で米ドルを一時的に押し上げた。しかしグローバルな緊張の高まりにおいては、金とドルの両方に対して(資金の)安全への逃避の動きが強まった」と説明。「経済と保健の不確実性で金相場は下支えられ続ける公算が大きい。相場は1765ドル付近のテクニカルな上値抵抗線に直面している」と述べた。
 金は今週約7年半ぶりの高値を付けた。(ロイター時事)
[時事通信社]
    

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