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◎〔国際金属展望〕米経済指標に注目(22日)

     今週のロンドン金属取引所(LME)では、新型コロナウイルスの感染防止に向けた制限措置の緩和拡大を背景に投資家がリスクオンとなり、前半の取引で銅相場などが上昇した。しかし、後半になると米中関係の緊張をめぐる懸念が台頭。「突然の地合いの変化」(コメルツバンク)により、来週の相場に不安を残す形となった。
 コメルツバンクのダニエル・ブリーゼマン氏は「中国の全国人民代表大会(全人代)が北京で開幕した。通常は景気見通しが示され、政府の経済目標が承認される。しかし、今年は新型コロナウイルスや世界的な先行き不透明感を理由に、国内総生産(GDP)の成長率目標が公表されなかった。今後は景気下支え策が主な焦点となる公算が大きい。ただ、金融市場は地合いが突然変化した。米中間の緊張の高まりが主因で、非鉄相場も圧迫されている」と指摘した。
 全人代では、香港での反政府抗議活動の抑え込みに向けた法律の審議がスタート。トランプ米大統領は「(法律の施行が)現実になれば、非常に強力な対応を取る」と述べ、中国を強くけん制した。新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって非難の応酬を繰り広げてきた米中関係は、さらに険悪化する恐れもありそうだ。
 来週は25日がバンクホリデーで休場となる。経済指標は28日に米失業保険統計、29日に米個人消費の発表が予定されており、市場の注目が集まりそうだ。(ロンドン時事)
[時事通信社]
    

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