TOP>マーケットニュース>◎〔米欧石油市況・詳報〕反落=新型コロナ感染拡大やリビア生産再開を警戒(30日)

マーケットニュース

◎〔米欧石油市況・詳報〕反落=新型コロナ感染拡大やリビア生産再開を警戒(30日)

     【ニューヨーク・ロイター時事】30日の米欧石油市場の原油先物相場は反落した。新型コロナウイルスの感染拡大が需要を損ねると懸念された。一方、今年に入ってほぼ停止しているリビアの原油生産が回復し得ることから、供給増の可能性が相場を圧迫した。
 中心限月9月きりの清算値(終値に相当)は、0.58ドル安の1バレル=41.27ドル。この日が納会の8月きりは0.56ドル(1.2%)安の41.15ドル。同限月は月間ベースで16.5%高、四半期ベースで81%高。
 米国産標準油種WTI先物8月きりは0.43ドル(1%)安の39.27ドル。月間ベースでは12.4%高、四半期ベースでは約95%の急伸。3月下旬からの回復傾向が反映された。
 米石油協会(API)の週間統計で、米原油在庫が予想より大幅に減少したことを受けて、WTIは清算値算出後の取引で下げ幅を縮小した。
 燃料需要は新型コロナの感染拡大が特に顕著だった時期からは回復しているが、米国の南部と南西部の州では感染者数が増加している。ニューヨーク、ニュージャージーなど北東部の州は、旅行者が州に到着した際に2週間の隔離を求める対象の州を、これまでの2倍に増やした。
 リビアは石油輸出の再開を目指している。内戦のため、輸出は1月からほぼ停止している。リビア国営石油会社は、交渉によって軍事勢力による封鎖が解除されると期待している。
 INGは「もしリビアがようやく生産を再開すれば、石油輸出国機構(OPEC)プラスの仕事はより困難になるだろう」と述べた。(了)
[時事通信社]
    

更新情報

商品取引高ランキング(2020年2月 月間)
Crown 2
プラッツドバイ原油
291,020枚
Crown 1
金(標準)
869,424枚
Crown 3
白金(標準)
262,210枚
商品先物相場解説